4月4日、北京市は2年ぶりとなる猛烈な
黄砂に襲われた。
黄砂情報では、高濃度の黄砂を含む
地域が内モンゴル自治区から新疆など
中西部地域で渦を巻き、中部沿海部から
華北へとうねっていることが判る。
6日には、東北地域の黒竜江省でも
1000㎍のPM10が観測されており、更に
朝鮮半島から日本へと押し出している。
4月7日には、日本でも黄砂の来週に
備えた注意報が出された。
4日、北京市内では黄砂を含むPM10の
濃度が各所で2000㎍を超える凄まじさ。
この黄砂は主として内モンゴル自治区の
黄土高原から飛来するが、押し寄せる
黄土による砂漠化が河北省にまで達し、
北京市から60Kmほどの距離に迫る。
現在、中国国土の27%以上の250万
Km2以上が砂漠化し、調査では、毎年
3367Km2のペースで増加し続けている。
砂漠化の主要原因は、人口増や共産党
政権による集団農場など農業政策の
変更など人為的要因の影響が大きい。
最大原因は、森林の過伐採、過放牧で
両者で63%を占め、過剰耕作が24%。
解放以前の黄土高原では、雨水だけが
頼りであるため、水不足に備え計画的に
休耕地を設けて水を貯める伝統的な
農耕法が行われてきた歴史がある。
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