2011年から2012年にかけて大流行し、
過去10年間で過去最多の患者数が報告
されたマイコプラズマ肺炎は、「オリン
ピック病」とも呼ばれ、2016年も流行。
このマイコプラズマ肺炎は薬剤耐性菌と
抗菌薬のいたちごっこを繰り返している
象徴的な感染症とされている。
学童期の子供は、この肺炎に感染し易く
感染した場合は、一般的に抗菌薬による
治療が行われている。
マイコプラズマ肺炎に使用される抗菌
薬として、マクロライド系抗菌薬が
効果を備えていた。
ところが10年ほど前から、この抗菌薬が
効かない耐性菌が増加し、地域により
8~9割が耐性菌による感染もあり、
平成23~24年の大流行時には、ほぼ
全例が耐性菌であるケースも出現した。
感染者に、6~12歳の小児が多いため、
もし、強い毒性を備えた耐性菌であった
場合は非常事態となる。
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコ
プラズマ(マイコプラズマ・ニュー
モニエ)という細菌によって引き起こ
される肺炎で、主に気管支や喉などに
感染して炎症を起こします。
感染は主に、マイコプラズマ肺炎に
感染した人の咳やくしゃみによる「飛沫
感染」と、感染患者との直接的な接触や、
周囲の物を介した接触による「接触
感染」の2つのルートがある。
期潜伏間は2~3週間と長めで、4~5日
続く発熱・全身倦怠感・頭痛などの
症状のほか、痰などを伴わない乾いた
咳(乾性咳嗽)もみられる。
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