特別な場所を除き、地球上のほぼ全ての
場所を上からのぞき見できるグーグルの
地図を重宝する人は多いだろう。
だが、地図上に乗っていた島が、ある日
突然消えてしまう奇怪な事件が起こった
ことが記事に出ていた。
このミステリーを備えた事件の結末は
島は海底火山などによる噴出物の軽石で
形成された浮島だったということ。
この島は｢パーミス･ラフト｣(軽石の筏
(いかだ)と呼ばれ、2016年11月には、
南太平洋のトンガ西部の海上で海底
火山｢アーヴル｣の噴火で長さ数十Kmの
パーミス･ラフトが確認されている。
2012年にも、ニュージーランド北方の
ケルマディック諸島近くの海域で、
伊豆大島の４倍以上もある軽石の島が
見つかったが、いずれもバラバラになり
島は消えてしまっている。
18世紀に南太平洋で近くを通った船に
よって発見され、サンディ島と名付け
られた島は、19世紀にはオーストラ
リアの捕鯨船によって確認されていた。
ニューカレドニア島から西北西約400
Kmのフランスの領海である珊瑚海に
存在したサンディ島は各種の地図にも
記載され存在性を備えていた。
しかし、深さ1400ｍもある存在すると
されたサンディ島は2012年に行われた
オーストラリアの観測船の調査では、
影も形もなく、google地図からも消えた。
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