5月4日、北京市は内陸の内モンゴル
自治区方面からやって来た黄砂に覆われ
周辺各省も深刻な視界悪化に見舞われた。
黄砂による大気汚染で、北京市では粒子
状物質「PM10」の濃度が2000μgを
超える地域が続出し、早朝に市内全域で
汚染濃度が最悪の「厳重汚染」レベルに。
5日になっても各所の観測点で1000㎍を
超える地域が続出している。
6日には、厳重汚染地域は黒竜江省など
東北地域にも広がっているほか、日本
本州全域が7日にかけて黄砂に覆われた。
大規模な黄砂の陰で薄れているが、4月
25日に中国環境保護局の発表では、
2016年度の全国338都市平均の微小粒子
状物質PM2・5の平均濃度は1m3当たり
47㎍で、PM10は82㎍だったとし、夫々
基準値を34・3%、17・1%上回ったと報告。
大気汚染改善に備えた全国的な活動を
展開するとしながらも実態は悪化。
4月初めからの重点取締でも半月間に
100件超の重大違反が摘発されている。
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