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2017年5月17日水曜日

遺伝子組み換え食品の表示拡大

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
関 山



消費者庁は、現行制度で大豆、トウ

モロコシ,ジャガイモ,ナタネ,綿実,アル

ファルファ,テンサイ,パパイアの8種類の

農産物にGM表示を義務付けている。

また、それらを原材料とする豆腐,納豆、

みそ、スナック菓子など33食品も表示

対象としている。

しかし、GM作物の使用重量が小さく、

原材料に占める割合が上位4位以下や

5%未満であれば、表示する義務はない。

更に、醤油、油、でんぷんから加工

される果糖ブドウ糖液糖などでは、

現在は任意表示とされている。

理由は、加工工程でGM作物のDNAや

タンパク質が分解されるなどして検出

できないということから。

だが、問題はそれらの原料の大豆、

ナタネ,トウモロコシは、米国やカナダ

など主産国でGM比率が9割台に達して

おり、使用そのものを懸念する声や、

表示義務を求める消費者団体も多い。

欧州連合(EU)では、安全性維持に備え

GM作物を使った加工食品の全てを

対象に、表示を原則義務付けている。

消費者庁は、他国に比べて表示義務が

緩い、現行の混入割合の5%未満の表示

見直しや対象作物などの再検討に備え

有識者検討会を立ち上げた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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