魚介類に寄生しているアニサキスによる
食中毒が急増しており、ノロウィルス、
カンピロバクター菌による中毒に次いで
3番目に多く、2016年には124件と10年
前の20倍にまでに感染患者が増えた。
報告は氷山の一角とも専門家は指摘して
おり、注意を呼び掛けている。
感染原因は、魚介類の内臓に寄生して
いるアニサキスの幼虫(体長2~3㎝)を
体内に取り込むと、数時間後から激しい
腹痛や嘔吐に襲われる。
原因食品はサバが最も多く、サンマや
サケ、アジ、イカなどでも起こる。
幼虫は、魚の鮮度が落ちると内臓から
筋肉部分(身)に移動することがある。
シメサバによる報告も目立つように、
なってきており酢では予防できない。
国立感染症研究所によるデータ分析では
年間の発生件数は7000件と推計。
アニサキスの食中毒に備えるには加熱
するか、マイナス20度以下で24
時間以上冷凍することが肝要だとする。
また、一般消費者は、鮮度の良いものを
選ぶこと、速やかに内臓を取り除くこと、
内臓を生でたべないことが大切だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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