早ければ6月入りとともにアユ釣りが
解禁され、夏の風物詩が始まる。
入川に備えて道具の手入れに余念のない
アユ釣りフアンも多いことだろう。
全国で放流される幼鮎のほぼ1/5を琵琶
湖産が占めている。
だが、今年はかってない不漁に見舞われ
漁獲量は昨年の1/10に激減している。
平成28年度の全国でのアユの放流量は
計約844トンで、うち約171トンが琵琶
湖産だったとされるが、このままでは
琵琶湖産に依存している河川の漁連では
放流量の確保に備えてあわただしい。
稚魚が激減した理由は定かではないが、
その一つに外来植物プランクトンの大量
発生が挙げられている。
琵琶湖で繁殖するブラックバスなどの
外来魚によりアユが捕食されて数が激減
していることに追打ちを掛ける外敵だ。
「ミクラステリアス ハーディ」という
名のプランクトンで、全長が160~180
μm(マイクロメートル)と植物プランク
トンよりも大きい体長を備えていて、
他の植物プランクトンの生育場所を奪い、
異常に繁殖しているのだ。
アユが餌とするミジンコにとって、この
外来プランクトンは大き過ぎて餌に出来
ないため、結果としてアユの餌が不足。
稚魚の生育遅れでフアンには気がもめる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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