経済産業省は5月4日、愛知県沖の東部
南海トラフ海域の海底のメタンハイド
レート(MH)を含む地層から天然ガスを
取出す採掘試験に成功したと発表した。
メタンハイドレートは、「燃える氷」とも
呼ばれ、燃料資源の乏しい我が国に
とっては、次世代燃料として期待される。
日本の排他経済水域(EEZ)内に、国内で
消費する天然ガスの100年分に相当する
MHが埋蔵されている。
2013年に商業化生産に備えて約2週間の
連続産出を目指したが、採掘の際に
巻き上がった砂が設備に詰まるなどの
トラブルが発生したため、6日で産出を
打ち切っていた。
その後、今年度の2回目の採掘試験に
備えて、掘削井戸内に砂が入り込まない
技術開発に取り組んできた。
今回、水深約1000mの海底から約300m
掘り進んだMHの層で、水とメタンガスに
分解して採取する作業で、メタンガスの
生産に成功した。
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