厚生労働省の報告では、2016年の出生数は
97万6979人で、初めて100万人を割った。
1人の女性が産む子どもの数の指標となる
合計特殊出生率は1・44となり、前の年より
わずかに低下したことも明らかになった。
人口を現状維持するには、合計特殊出生率が
2・1であることが望ましいとされるが、都道
府県別の出生率は最も高い沖縄が1・95、
次いで島根が1・75、長崎が1・71と続く。
他方、最も低かったのは東京の1・24で、次に
北海道が1・29、宮城が1・34となっている。
また、死亡数は130万7765人で、1万7000人
余り増えて戦後、最多となり、その結果、
33万786人の人口減で、10年連続の減少に。
厚生労働省は、少子化に備えた対策もあり
出生率は中長期的には緩やかに伸びていても、
出産年齢の女性が減っているため、少子化に
歯止めがかからない状況が続いているとする。
一人っ子政策の影響で、生産労働人口の減少、
急速な高齢化が問題化している中国では、
出生者増加に備えた対策で、2016年の出生
者数は1786万人に達し、合計特殊出生率も
1・7を超える急回復している。
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