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2017年10月4日水曜日

日本 2016年に出生数初めて100万人割れ

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厚生労働省の報告では、2016年の出生数は

97万6979人で、初めて100万人を割った。

1人の女性が産む子どもの数の指標となる

合計特殊出生率は1・44となり、前の年より

わずかに低下したことも明らかになった。

人口を現状維持するには、合計特殊出生率が

2・1であることが望ましいとされるが、都道

府県別の出生率は最も高い沖縄が1・95、

次いで島根が1・75、長崎が1・71と続く。

他方、最も低かったのは東京の1・24で、次に

北海道が1・29、宮城が1・34となっている。

また、死亡数は130万7765人で、1万7000人

余り増えて戦後、最多となり、その結果、

33万786人の人口減で、10年連続の減少に。

厚生労働省は、少子化に備えた対策もあり

出生率は中長期的には緩やかに伸びていても、

出産年齢の女性が減っているため、少子化に

歯止めがかからない状況が続いているとする。

一人っ子政策の影響で、生産労働人口の減少、

急速な高齢化が問題化している中国では、

出生者増加に備えた対策で、2016年の出生

者数は1786万人に達し、合計特殊出生率も

1・7を超える急回復している。

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