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2017年10月11日水曜日

韓国の住宅バブル 政府課税強化で対抗

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




財政の安定や拡大に備えて地方政府が直接

手を出す中国の住宅バブルは、しばしば

紙面を賑わせ、関心を集めるが、内情では

韓国の住宅バブルも引けを取らない。

韓国社会では、老後の生活の安定に備え

不動産投資が欠かせないため、競って住宅

ローンを組み、マンション購入に狂奔する。

住宅を始めとする不動産市場のバブル化は

深刻化する家計債務の増加と表裏一体を成す。

統計庁の世帯の居所の分離では、「住宅」と

「住宅以外の居所」に分類している。

この「住宅以外の居所」は更に、①ホテル・

旅館など、②寄宿舎などの特殊施設、③バ

ラック・ビニールハウス、④その他になる。

①~③は、粗末であっても定宿者となるが

④は店先やサウナの泊まり歩きや野宿者だ。

統計庁は、④についてソウル市では2016年に

7万2140世帯となり、前年より3・2%増えたと

報告しており、またメディアは「持ち家のない

世帯44%…上位1%は平均7軒保有」と報じる。

政府資料の「個人不動産保有現況」では、15年

には、「保有不動産価格基準で上位1%の13万

9000人が保有した住宅は90万6000軒」とあり

07年の「11万5000人が37万軒」より大幅に

保有住宅数が増えている。

即ち、1人当たり3・2戸から6・5戸へと倍増。

持てる者は、保有資産を倍増させたのだ。

8月、文在寅は投機抑制に備えて規制を強化

する方針を打ち出し、複数の住宅の所有者を

対象にキャピタルゲイン税引上げを表明。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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