生物は動物、植物そして原生生物に大別され、
カビはキノコ類や酵母などと共に真菌類と
呼ばれ、原生生物に含まれる。
我々の日常生活にいて、欠かすことの出来
ない有益性持っているカビではあるが、
恐ろしい毒性を備えているカビも存在する。
2009年(平成21年)に日本人研究者が「新種」と
して世界で初めて報告した真菌(カビ)「カン
ジダ・アウリス」(通称・日本カビ)が、欧米や
アジアで真菌感染症として初めてのパンデ
ミック(世界的流行)を引起こしていることが
判明し、抵抗力の弱い入院患者が死亡する
事例も報告されており、警戒が必要だ。
この日本カビは、2005年に70歳の女性患者の
耳漏(耳だれ)から発見されたが、抗生物質に
対する耐性は備えていなかった。
その後、韓国やインド、パキスタン、英国、
米国、南アフリカなど海外でも同じカビが
発見され、2011年には韓国で患者が敗血症で
死亡する事例が報告された。
2017年に入って、米国でも122例(昨年7例)の
感染が報告され死者も多く出ており、英国
でも8月までに200例以上の感染が確認される
など、パンデミック状態になっている。
現在、日本では明らかな耐性化は認められて
いないが、今後海外で強毒耐性化した真菌が、
健康な人の体に住着いて日本に持ち込まれる
可能性は高いとして、警戒を呼び掛けている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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