ページ

2017年10月28日土曜日

サンマだけでなく今年は秋サケも不漁か

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤマナシ



東北から北海道の太平洋側に面した漁港では

秋から冬にかけては、サンマや秋サケの水

揚げで賑わうが、今年も昨年に続いて不漁

続きで活気がないという。

漁期に備えて準備を進めてきた関係者に

とっては、今年も残念な結果になりそうだ。

原因については、以前から言われてきた

サンマについては中国や台湾などによる沖

獲りの影響が大きいだろうが、秋サケに

ついては原因は別のところにありそうだ。

ここ数年来、北海道の太平洋側近海ではさま

ざまな異変が起きているという。

サケについては、2010年頃から不漁が続き、

2016年は例年の3~4割の水揚げ量となった。

今年の見通しについて、北海道水産試験場

では昨年をさらに下回る予測を出している。

北海道では、漁獲量の安定化に備えて毎年

10億匹のサケの稚魚を放流している。

この内、今年の回帰の中心となる体長65cm

前後の4年魚の回帰が少ない見通しだという。

4年前は低水温などの影響でうまく生育しな

かった可能性があり、これが原因の一つ。

さらに、今世紀に入って日本近海の海水温は

高いところで2℃、低いところでも1℃も

上昇していることだ。

加えて、昨年は例年より北海道や東北に

台風の上陸や接近が相次ぎ、沖合の暖かい

海水を沿岸部に運んできたことが、高すぎる

海水温度を嫌うサケを遠ざけているという。

また、「戻りカツオ」については、6~11月の

常磐、三陸沖の来遊量は昨年並みと予想され

ているが、過去10年の平均を下回りそうだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: