2015年末現在、中国の総人口は13億7500万人。
うち、60歳以上の老齢者は16・1%。
総人口は、今後も増加し2020年14・2億人に、
2030年には14・5億人と5%ほど増加するが、
老齢者人口は全体の25%程度までに増加する。
一人っ子政策の影響もあり、人口増よりも
老齢化の方が加速される。
また、都市人口は2010年の50%弱であったが
都市化に備えた政府の政策もあって、都市
人口は上がり続けて、22015年には56・1%に
60%、30年に70%になると想定されている。
農村部から都市への出稼ぎ人口は、2015年に
2・47億人おり、留守老人は5600万人とされる。
老後生活に備えた年金制度や医療保険制度の
立ち遅れている農村部で孤独な生活を強い
られる老人人口は増加し続けており、老人
自殺率が急上昇している。
WHOが発表した「2012年:世界183か国・
国別自殺死亡率」によれば、世界一の自殺
死亡率大国は韓国で、人口10万人に対する
自殺死亡率は36・6人と断トツで日本は23・1
人で、中国は8・7人と低い。
だが、70歳以上の自殺死亡率では、韓国の
116・2人は異常だとして、中国は51・5人と
あり、日本が25・5人の倍になっている。
さらに、農村部に限ってみれば、都市部の
倍の数字なる可能性を備えていると専門家。
既に加速している農村住民の老齢化と孤独化、
届かぬ政府の福祉、中国社会も農村老人の
自殺は賢明な選択だと切り捨てている。
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