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2017年10月10日火曜日

大津波で大量の生き物も米海岸に漂着

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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2011年3月に発生した大地震による大津波で

住宅だけでなく多くのモノが海にさらわれて

流失し、多くが北米海岸に漂着した。

米国の研究チームは、震災から約1年後の

2012年6月から17年2月にかけて、カナダと

米国の西海岸、アラスカ、ハワイの沿岸で

漂着物の調査を行い、船やブイなど634点を

採集した。

中には、20mもある浮桟橋もあり、また、

青森県八戸市の神社から流失した鳥居の笠木

部分も見つかり、のちに八戸に戻され、20

また、研究チームは漂着物に入り込んだり、

付着したりしていた日本由来の生物289種を

採集し、分類している。

黒潮などの流れにより、数千キロも離れた

米国海岸まで移動したことになり、古来から

大津波の度ごとに、生物の種の大量移動が

繰り返され、拡散、交配が進んだことだろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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