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2017年12月19日火曜日

野菜の摂取量目標 1日350グラム

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハイビスカス



厚生労働省は、「野菜の1日の摂取量の目標を

350グラム」とし、緑黄色野菜120gとそれ

以外の野菜230gを摂ることを推奨している。

だが、この摂取量には根拠は薄く、肉食が

多い米国が野菜摂取量400gが栄養的にバラ

ンスが良いとする論文を参考にしたそうだ。

よく、TVコマーシャルでも350gの野菜の

量を示し、これだけの量が1日で食べられ

ますかと問い、サプリメントを勧めている。

厚労省が推奨する350gの野菜を連日摂取

することは、都市生活者にとっては至難で、

野菜が高い最近では、経済的にも無理な話だ。

男女ともに、平均寿命がトップクラスの

長野県民の統計調査で、長野県の男性は

平成22年度には、379gを摂取しており、

厚労省の350gを超えていた。

長寿の要因は、やはり野菜の摂取だと納得

させる数値だが、研究者は疑問符を付ける。

都市人口の多い愛知県では、男性の野菜摂取

量は長野県の2/3を下回る243gで、摂取量

順位は47位の最下位。

野菜摂取量日本一の長野県の男性の平均寿命も

第1位で、野菜摂取量最下位の愛知の男性の

平均寿命は第17位に止まる。

しかし、男性の健康寿命の比較では、愛知

県は1位で長野県は6位と逆転する。

更に、脳血管疾患の死亡率では愛知県4位で、

長野県はなんと45位と最下位に近い。

要因の一つに、長野県民の食生活での塩分

摂取量の多さを指摘している。

塩分の多い野沢菜などの大量摂取に、醤油

などの塩分の濃い調味料の使用量を指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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