2017年11月12日に,イラン・イラク国境の
ケルマンシャー州の都市ハラブジャから、
南西に30Km程の地点を震源とするM 7・3 の
大地震が発生した。
イランとイラク全土で揺れが感じられたほか
アラブ首長国連邦、トルコ、イスラエルでも
一部で揺れが感じられた。
震源地の周辺は、アラビアプレートとユー
ラシアプレートが衝突していて、その圧力に
より地層が波状に変形した褶曲帯が長さ
1500kmにわたりの続き、ザグロス山脈を
形成している。
両プレートは、現在年間約2cmの速度で相対
的に短縮されており、圧力により衝上断層や
横ずれ断層を形成させている。
国土地理院は、地球観測衛星「だいち2号」が
地震後に、地盤がどの程度動いたか観測した。
データの解析の結果、震源地周辺では地盤が
最大30cm沈んでいたほか、震源地の南側
ではおよそ80Kmの範囲で地盤が10cm以上
隆起し、最大で約90cmも隆起していた。
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