国立感染症研究所は、2016年7月ごろに、
弱った野良猫を保護していた西日本在住の
50代女性が猫に噛まれ、約10日後に死亡。
半年後に感染研が女性の検体を受けて精査
した結果、猫を介して「重症熱性血小板減少
症候群(SFTS)」を発症した可能性を備えて
いることが高いことが分かったと発表。
SFTSは国内で初めて感染が判明した2011年
から2017年6月末までに266人の発症例があり、
そのうち57人が死亡、致死率は21%に上る。
国立感染症研究所などの研究チームは、この
マダニが媒介するウイルス感染症SFTSの
治療に、インフルエンザ薬アビガン(一般名・
ファビピラビル)が一定の有用性を備えている
ことが確認されたと発表した。
2016年5~12月に実施された臨床研究では、
50~80代の患者10人に5~14日間アビガンを
投与した結果、8人で血液中のウイルスの量が
減少して回復し、副作用は確認されなかった。
2人は死亡したが、投与開始時に既に多臓器
不全だったために、薬の効果がなかった
可能性が高いとみられている。
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