カリフォルニア大学の研究チームは、現生
人類(ホモサピエンス)はネアンデルタール人
だけでなく、デニソワ人とも共存していた
ことを明らかにしている。
現生人類は、約3万年前に絶滅したとされる
ネアンデルタール人が備えていたDNAを2~
4%受け継いでいる。
2008年にロシア西シベリアのデニソワ洞窟で
発見された骨と臼歯のDNA解析から、現生
人類はデニソワ人と名付けられた人々と100
万年前に別れていたことが突き止められた。
さらに、彼らが備えていた低温と低酸素に
適応できる能力が、シベリアや中央アジアに
住んでいた現生人類の祖先たちとの交雑で
DNAが東アジアに住む現生人類に伝えられた。
デニソワ人の極寒に耐えられる能力を受け
継いだ雪男が、数万年前にはシベリアや
ヒマラヤに住んでいたことは違いないようだ。
この人たちの子孫が、ヒマラヤのどこかで
命を繋いでいるかも知れないという期待が
雪男伝説に繋がり、現在もロマンを呼ぶのだ。
研究者が、博物館などが保管していた「イエ
ティ」伝説にまつわる毛や骨、皮、フンなどの
標本24個のDNAを調べた結果は、犬の歯が
1点で、多はすべてクマ由来のDNAだった。
身長が2mもあるとされるイエティとは、
シェルパ族の言葉で岩を意味する“Yah”と
動物を意味する“Teh”が語源とされている。
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