2017年7月、中国政府は2017年で海外からの
ゴミの輸入を禁止措置をとるとWHOに通告。
中国国民の公衆衛生と環境保護に備えた、
「海外の廃棄物」追放運動の一環だという。
中国は、1980年代以降これまで、国内産業
育成を目的に資源ごみの輸入を奨励して来た。
廃プラスチックや古紙の輸入は、石油採掘・
精製や樹木の伐採・製紙加工をするより安くて
速くて容易で、環境にも優しさを備えている。
プラスチック製品製造に、資源ゴミを利用
すれば、製造に要するエネルギーを最大87%
削減が可能だとされる。
それ故に、2015年に世界中で取引された資源
ゴミの量が約1億8000万トン、金額にして約
870億ドル(約9兆6240億円)に上っているのだ。
過去20年間にわたり、世界最大の資源ゴミの
輸入国として、資源リサイクル産業は製造業と
共に発展してきたが、資源ゴミの輸入禁止は
国内の製造業の一次工程の増加により、一層の
環境悪化の深刻化に結び付く可能性を備える。
輸入禁止により、中国の年間輸入量に相当する
廃プラスチック700万トン、古紙2900万トンが
行き先を失い、全世界でゴミと化すとの推計も。
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