太陽の表面では、黒点の近くで太陽フレアと
よばれる大爆発がときどき起きている。
小さな爆発は頻繁に発生しているが、大きな
フレアと呼ばれる大爆発では、エックス線
などの強い放射線や、電気を帯びた粒子が
時には地球に達して、磁気嵐を発生させる。
大規模な磁気嵐では、送電線の異常電流に
よって停電や人工衛星、通信機器に障害が
起きたりして被害が発生する。
2003年に発生した大規模なフレアの10倍もの
規模を備えた巨大なタイプのスーパーフレアの
発生を、研究者は予測しており警鐘をならす。
スーパーフレアが発生すれば、世界規模で
停電や通信障害が起き、人工衛星の多くが
故障し、衛星利用測位システム(GPS)が使用
不能になるなど世界的に大混乱が発生する。
スーパーフレア発生により、地球に届いた
強い放射線が降り注いだ痕跡を、樹齢1900年の
屋久杉の切り株に残された痕跡を調べて、
奈良時代の775年と平安時代の994年の2度の
発生が確認されている。
また、各国の研究で紀元前にも3回発生した
可能性が報告されている。
専門家は、おおむね1000年ごとにスーパー
フレアが発生する恐れがあるので、いざと
いうときに備えて発生直後に計画停電ができる
体制を整えておくなどの必要があると指摘。
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