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2018年5月28日月曜日

大型恐竜はどのように卵を温めていたか

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
普 賢 象



名古屋大などの研究チームの最近の発表で、

大型の恐竜も卵の並べ方を工夫してつぶさ

ないように工夫して「抱卵」していたことが

判明したと報告。

ダチョウぐらいまでの大きさの恐竜は、卵の

上に直接座って温めていたことは、過去の

研究で判明していた。

だが、体長が8m、体重2tにもなる大型の

恐竜がどのように卵を温めていたのかは判ら

ないままだった。

研究チームは、中国で見つかったオビラプ

トロサウルス類の卵や巣の化石計40点を分析

した結果、この大型恐竜は抱卵に備えて予め

卵をつぶさないように並べ方を工夫して抱卵

していたことが判明したという。

また、別の研究では、恐竜が絶滅する直前の

6600万~6800万年前の白亜紀末期は、シベ

リアの夏場の平均気温が19度で他の地域より

冷涼な環境だったが、恐竜たちは抱卵だけで

なく植物が備える発酵熱を利用して、ハドロ

サウルス類は冷涼な環境に適応させていた。

また、暖かい環境を備えた地域の大型で長い

首を持つ草食恐竜のブラキオサウルスや

アパトサウルスに代表される「竜脚形類」の

仲間の巣は主に砂岩の地域で見つかっている。

このことから、砂中に産卵し太陽熱や地熱を

利用していたと推定されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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