名古屋大などの研究チームの最近の発表で、
大型の恐竜も卵の並べ方を工夫してつぶさ
ないように工夫して「抱卵」していたことが
判明したと報告。
ダチョウぐらいまでの大きさの恐竜は、卵の
上に直接座って温めていたことは、過去の
研究で判明していた。
だが、体長が8m、体重2tにもなる大型の
恐竜がどのように卵を温めていたのかは判ら
ないままだった。
研究チームは、中国で見つかったオビラプ
トロサウルス類の卵や巣の化石計40点を分析
した結果、この大型恐竜は抱卵に備えて予め
卵をつぶさないように並べ方を工夫して抱卵
していたことが判明したという。
また、別の研究では、恐竜が絶滅する直前の
6600万~6800万年前の白亜紀末期は、シベ
リアの夏場の平均気温が19度で他の地域より
冷涼な環境だったが、恐竜たちは抱卵だけで
なく植物が備える発酵熱を利用して、ハドロ
サウルス類は冷涼な環境に適応させていた。
また、暖かい環境を備えた地域の大型で長い
首を持つ草食恐竜のブラキオサウルスや
アパトサウルスに代表される「竜脚形類」の
仲間の巣は主に砂岩の地域で見つかっている。
このことから、砂中に産卵し太陽熱や地熱を
利用していたと推定されている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿