WHOの報告では、2017年9月8日と15日に、
合わせて2人の鳥インフルエンザA(H7N9)の
患者が出たことが、中国の国家衛生・計画出産
委員会(NHFPC)から明らかにされた。
2013年初頭からこれまでに、鳥インフルエンザ
A(H7N9)の確定診断患者数は1,564人となった。
WHOのリスク評価では、2016年10月1日以降に
発生した5回目の流行の波での鳥インフルエンザ
A(H7N9)の患者数と地域分布は、これまでの
流行の波よりも大きくなっている。
このことは、ウイルスが広がっていることを
示しており、人と動物、両方の健康領域で
より強化した調査活動と感染制御対策が重要で
あることを強く示していると指摘。
ほとんどの患者は、生きた家禽を扱う市場
などで、感染した家禽との接触またはウイ
ルスに汚染された環境との接触を通して、
鳥インフルA(H7N9)ウィルスに感染している。
一方で、人と人との間で感染伝播を維持し
続ける能力は獲得していないと思われ、その
ため、地域レベルで感染が拡がる可能性は
現時点では低いと考えられている。
WHOは、鳥インフルの発生が確認されている
国への渡航者に対し、可能な限り養鶏場への
立ち入り、生きた家禽類を扱う市場での動物
との接触、家禽を解体する場所への立ち入り、
家禽や動物の排泄物で汚染されていると見ら
れるあらゆる物品との接触を避けることを要請。
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