米地質調査所(USGS)の発表では、米ハワイ州
ハワイ島で日本時間の4日正午前に噴火した
キラウエア火山周辺で、同5日午前7時半ごろ
M6・9の大きな地震があった。
4日の噴火では、幅180mほどの溶岩流が
噴火口から流れ出て、近くの住民約1700人が
緊急避難している。
1975年11月29日には、キラウエア火山南側を
震源とするM7・2の地震が発生しており、これが
記録に残る過去最大の地震。
また、最近では2006年10月15日にハワイ島
コナの北方20Kmを震源とするM6・7の地震が
発生しており、今回の地震はこれを上回る。
ハワイ諸島は、8つの大きな島と120を超える
小さな島が日本列島より長い2560Kmにも
北西から南東方向に並び、南の端が噴火した
キラウエア火山があり、地震の震源となった
ハワイ島で、諸島の中では最も若い島だ。
ハワイ島の下には、プレートを突き抜けて
上昇してきたマグマの泉(ホットスポット:
プリューム)があり、ここから海底へ吹き
出して出来た海底火山が成長して、海上に
頭を出して火山島となる。
ハワイ諸島は、太平洋プレートに乗っており
毎年北西方向に10cmほどの速さで移動する。
こうした火山活動と地殻の変動でハワイ島
周辺にのみしばしば地震が発生し、時には
火山噴火だけでなく大きな地震も発生する。
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