年々地球規模で増え続ける工業生産品の一つに
自動車などのタイヤがある。
個人で不要になった古タイヤを処分しようと
すれば、4本で数千円の出費となるため、
不法投棄も少なくない。
一部では燃料にしたり、粉砕して道路舗装
材料に利用する方法もあるが、再利用に備えて
シュレッダーで粉砕後、ゴムだけを分離して
リサイクルされている。
タイヤの製造工程では、主原料である天然
ゴムの分子の結合に備えて硫黄が添加される。
この厄介な硫黄成分を、取り除くのがリサイ
クル過程で最も大きな難題であった。
公立鳥取環境大の研究チームは、硫黄の結合
だけを分解する能力を備えたキノコを見つけ
古タイヤリサイクルに期待が高まる。
研究チームは鳥取県内のキノコを調査していて、
枯れ木などに生えるシハイタケとシロカイメン
タケから、硫黄の結合を選択的に分解する
能力を備えていることを発見した。
世界で自動車の需要増加が今後も続くため、
古タイヤの廃棄による環境への影響が懸念
されており、これらキノコへの期待が高まる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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