ページ

2018年5月24日木曜日

松茸の味 「バカマツタケ」栽培に初成功

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
楊 貴 妃



秋の味覚の代表格とされながら、アカマツ林の

荒廃で天然のマツタケが目に触れることすら

珍しい時代だ。

アカマツ林の再生は至難だが、マツタケの

人工栽培を目指して、試行錯誤を繰り返し

ながら、開発に備えて研究を進めている個人や

研究機関は少な
くない。

最近になって、マツタケにそっくりの香りを

味を備えているキノコの「バカマツタケ」の

人工栽培に成功したとするニュースがあった。

奈良県森林技術センターが全国で初めて成功

したもので、バカマツタケはマツタケの近縁

種で、同じくキシメジ科キシメジ属のキノコ。

マツ科の針葉樹に発生するマツタケと異なり、

山野に多く自生しているクヌギなどの広葉樹

林に生えるため人工栽培に期待が高まる。

研究所では、栽培技術をキノコ農家に伝え、

シイタケなどと同様、安定生産を目指す。

だが、生きた樹木と共生する菌根性キノコで

あるため、菌床や原木では育たない。

そのため、菌を培地で2ヶ月間培養した後、

菌糸を砕いて土壌資材と混ぜ、苗木の根に

密着させて広葉樹林に植えて発生させる。

奈良県では、森林が広がる南部の過疎地の

村おこしに役立てればと期待が広がる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: