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2018年10月27日土曜日

スラウェシ島地震 津波の高さ11m超に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




2018年9月28日に、スラウェシ島中部のパル市

近郊を震源として発生したM7・5の地震で、

国家防災庁は10月10日、パル市東部を襲った

津波の高さは最大で11・3mで、海岸から468m

内陸まで達していたと発表。

また、地震と津波による死者は10日現在で、

2045人、避難者は8万人以上とし、地震発生後

既に10日以上たっているため生存の可能性が

低く、10日で捜索活動を終了するとした。

山口大の研究グループによる「地球観測衛星

だいち2号」による観測データの解析から、

建物の倒壊や地滑りなどの被害で地表が大きく

変形したエリアは、パル市を中心に南北約

150㎞に広がっていることが判明した。

さらに、北部方向では海底にも伸びていると

判断され、海底で地滑りが発生して津波を

発生させたと推測している。

米国地質調査所国立地震情報センター(USGS)は

震央は、パル市の北方78㎞で、この地点では

スラウェシ島北西沖からパルを通り、南南東に

延びている左横ずれ断層のパル・コロ断層が

存在すると発表している。

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