血栓症は、運動が鈍る寒い時期に発生する
症状とは言い切れず、夏場にも発症が多い。
夏バテで、息切れやめまい、胸の痛みなどを
感じたときは、迷わずお医者さんに行くこと。
特に、息切れがひどかったり、じっとして
いても呼吸が荒い症状があれば、「肺塞栓症」の
可能性があると専門医は注意を喚起している。
注意すべきは、夏バテや脱水症(熱中症)に
よる症状と早合点して休息させているうちに
血栓症で重要な「血栓を溶かす」初期治療が
手遅れになってしまう危険性が高いことだ。
未治療だと、30%の死亡率で、突然死の
原因にもなると指摘している。
夏場は、水分の摂取不足で血液が濃くなり、
「ドロドロ血」が出来易く、血管の詰まりを
起こして、「梗塞」または「塞栓」を起こす。
脳の動脈が詰まれば脳梗塞、心臓の動脈が
詰まれば心筋梗塞となる。
また、足の静脈にできた血栓が、肺動脈を
詰まらせると、「肺塞栓症」となる。
足の静脈で、むくみや痛みが起きるものを
「深部静脈血栓症」と呼んでいる。
専門誌で、平均気温が32℃より高くなると
27~29℃の時に比べて、脳梗塞の死亡率は
1・66倍になるとの報告もあり、暑い夏場に
「夏血栓」の危険性が高まるということだ。
「肺塞栓症」は、「エコノミークラス症候群」と
しても知られている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿