韓国では、大企業は増々大きく、肥大化する
傾向は止まらず、2017年には売上高上位10社の
韓国GDP比で44・3%に相当する金額になった。
2015年には、41・5%だったものが、2年間で
2・8ポイント上昇している。
同様の比較では、日本の場合は24・6%、また
米国の場合は11・8%に止まる。
2017年に、財閥上位10グループが生み出した
収益の総計は、2017年の韓国の国民総生産
(GDP)の2/3、66%に相当する偏重さだ。
だが、巨大な経済力を備えた財閥が雇用者
比率は韓国人労働者の7%に過ぎない。
最大企業のサムスン電子の2017年の売上高は
2242億ドルで、GDP比14・6%を占めており、
2位の現代自動車が売上高902億ドルでGDP比
5・9%を占め、両社だけで20・5%を占める。
しかし、文在寅は財閥改革に備えた施策を
繰りだし、4割も存在する非正規雇用者の
正社員化や最低賃金引上げを進める。
2017年上半期の営業実績では、12月決算の
500社余りの企業の営業利益は前年同期比で
8・6%プラスと順調そうだが、巨大な収益力を
備えているサムスン電子を除けば伸びは僅か
0・2の伸びに止まり、純利益は7・3%の減少。
2位の現代自動車は、大きく落ち込んで37%の
減少で、営業利益で金利を支払える限界に
まで業績が悪化している。
サムスン電子も、スマホや半導体の伸びが
頭打ちで、今期下半期から業績が落ち込むと
され、機関車が失速する韓国経済は、来年は
黄信号から赤信号に変わりそうだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし 健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿