10月も半ばになって、北海道や東北地方からの
美しい紅葉の様子が伝えらるようになった。
紅葉は、最低気温が8℃以下になると始まると
されるが、韓国では陰鬱なスモッグのシー
ズンの始まりとなる。
ソウルでは10月初旬までは、微細粉塵PM2・5
などの計測数値、大気質指標(AQI)は8に
止まっていたが、中旬になって急上昇した。
16日には、子供や高齢者、呼吸機能に疾患の
ある人は長時間の屋外活動の停止が必要な
150を超えた。
韓国国立環境科学院は、大気汚染の原因と
なるスモッグの発生は、毎年11月から5月まで
続くが、これは昼夜の寒暖差により引き起こ
される大気の停滞によるもののほか、偏西風に
のって流れてくる中国由来のものだと説明。
また、気象情報センターでは、韓国の秋冬に
観測される高い毒性を備えたPM2・5のうち、
中国由来は6~7割、最高で8割に上るという。
一方、中国当局は2017年、北京市や天津市、
河北省の暖房燃料を石炭からガスへの変更で、
大気汚染は前年より15%改善したとしている。
だが、2018年については、米国との貿易摩擦の
影響による景気の悪化やガスの不足に備えて
暖房用の低品質の石炭使用や国有企業の鉄鋼
生産量抑制措置などを取らない方針のため、
大気汚染は逆戻りで、韓国へのスモッグの
流入も激しくなると予測している。
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