韓国の自動車産業の2018年度の実績は、生産・
販売共に3年連続のマイナスとなった。
絶対的な生産・販売力を備えた現代自動車の
凋落が足を引っ張っている。
2018年の現代自の売上は約9兆7200億円で
前年比0・9%増に対して、営業利益は2400
億円と47・1%の大幅減。
営業利益率は、僅か2・5%に満たなかった。
一般に、営業利益率が2%に落ち込むと、
借入金の利息の支払い額にも窮することに
なるとして、ゾンビ企業予備軍とされる。
サムスン電子と並んで、韓国経済を支える
財閥企業の経営実態の不振が影を落とす。
この現代自が、2014年にソウルに本社ビルを
建設するとして鑑定価格の3倍にもなる1兆
1000億円を投じて土地を購入し、2021年完工
目標で2兆円の予算で105階建ての本社ビルや
展示・コンベンション施設などを備えた6棟の
ビルを建てる計画を発表している。
現在の営業利益の8年分以上も必要となる
資金を投じて、豪華なビル群を立てる前に
やるべきことがあるだろうとの声が高まった
のは当然のことで、現代自の新車や新技術の
開発に備えた研究開発費は、トヨタやGM
などの1/3~1/4に過ぎず、コピーやパクリに
頼らず、開発や研究に資金を投ずるのが本筋。
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