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2019年3月25日月曜日

東北地方太平洋沖 M7~8級高い発生確率

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河 津 桜



2月末に発表された4政府の地震調査委員会に

よる2011年3月に発生した東北地方太平洋沖

地震の、その後の調査による新たな地震発生の

再評価では、M7~M7・5級の大地震の発生の

確率は、宮城県沖などでは90%と高い評価に。

宮城県沖では、巨大地震後にメカニズムなどの

不明部分が多かったが、その後の調査でこの

地域では、新たなひずみが蓄積されている

ことも判明。

また、38年ごとに発生するM7・4前後の宮城県

沖地震に加え、震源域を海溝近くまで広げた

M7・0~M7・5の大地震を新たに想定した結果、

30年以内の発生確率を90%程度と評価された。

また、青森県東方沖から岩手県沖北部では、

震源域に隣接していたが、断層が割れ残って

いて、M7・0~M7・5の地震がいつ発生しても

おかしく状況にあるため、発生確率は90%

以上と非常に高くなっている。

M9クラスの巨大地震は、過去の津波で陸上に

運ばれた堆積物の調査などから、平均発生

間隔は550~600年と推定されており、30年

以内の発生確率はほぼ0%となっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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