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2019年3月20日水曜日

韓国 大気汚染改善対策は放置

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
薬師寺 東塔の水煙 730年ごろのもの



国が大きな課題に直面した問題に限って、

担当する大臣が全く態を成さず、頓珍漢な

人物だったことが露呈して国会が大騒ぎに

なるのは、この国だけではないようだ。

今、韓国ではソウル市を中心にした重度の

大気汚染問題が国を騒がしている。

昨年の11月にも、重度の汚染が続き、原因は

中国からのPM2・5などの汚染物質飛来が

原因だとして中国に抗議して逆襲されたが

汚染が気にならなくなると忘れさられた。

今年になって、3月初めに1週間ほどにわたり

ソウル市が重度の汚染の日が続いた。

国は、汚染解消に備えた特別低減措置を発令し、

「緊急対策」なるものを発表した。

但東の韓国環境部の大臣は、中国が国を挙げて

大気汚染改善に備えて取り組んでいる、走行を

許す車両ナンバーの二部制や、汚染物質を垂れ

流す事業所の強制閉鎖や民間の暖房用の石炭

燃焼ストーブの廃却活動などが改善成果に

結び付いていることを縷々説明するばかりで

肝心のソウルの現実への対応策はなかった。

老朽化した石炭燃焼火力発電所をフル稼働させ

全車両の4割がデイーゼルで、排ガスを垂れ

流しを許し、未だ汚染源や定点汚染度観測

システムも整っていない対応の遅れには全く

言及せず、中国が悪いというばかりだった。

一方、大気汚染による損失は4000億円に上ると

騒いで、国の対策機関を設置し、長には無能で

名高かった潘基文前国連事務総長を据えるとか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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