口腔内には、700~1000種もの細菌が居る。
この中には、虫歯や歯周病の原因となる細菌が
潜んでおり、これらが虫歯や歯周病を起こす
だけでなく、体の中に移動すると様々な病気を
引起す原因となる。
原因となる主要な菌、4種類が判っているが
虫歯の原因菌は、血管に入ると血流に乗って
脳内に移動すると、血管成分に取り付き、
微小な出血を起こさせる。
この出血が起こると、脳血管性認知症になる。
また、歯周病の原因となる細菌は、大腸がんの
発生原因となると考えられている。
大腸がん患者の患部組織と唾液を調べると
4割以上の患者で同じ歯周病の細菌が見つかる。
更に、歯周病の原因となる別の細菌は、細菌
自身が備えている毒素が脳内に入ると、アルツ
ハイマー型認知症の発症原因となるアミロイド
βを沈着させて、症状の発症を促進させる。
そのほか、肺炎の原因菌も存在しており、
この菌は肺炎だけでなく、大腸などの消化器に
入り込んで様々な潰瘍や炎症を引き起こす
原因となる。
口腔内に存在する悪玉の細菌は、消化器官や
血液中に入り込んで、身体の各所で悪行を
働く結果、高血圧や高脂血症、糖尿病などの
生活習慣病、更には認知症を発症させる。
規則正しい、丁寧な歯磨きが健康を守る
第一歩だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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