竜門山断層帯での大地震で注目を浴びる中國
四川省で、シェールガス採掘による破砕が
原因で地震が発生したとして住民が大規模な
抗議活動を行う事態になり操業が停止された。
四川省栄県で,2月25日にM4・9の地震が発生。
この地震で落下物などで2人の死者が出た。
地元では、シェールガスの採掘が始ってから
度々地震が発生するようになったと訴え、
今回の地震も採掘作業が原因と大規模抗議に。
中国のシェールガス生産量は米国、カナダに
続く世界3位で、震源付近の四川省南部は
中国最大のシェールガス生産地となっている。
大規模な採掘が行われている米国のオクラ
ホマ州などでは、採掘作業に起因する地震は
日常茶飯事で、2015年の地震の発生回数は
5000回にも達したとの報告もある。
発生する地震は、M2~M3程度の小さな地震
だが、オクラホマ州には有史以前にM7規模の
地震を起こした断層が存在するとされる。
米地質調査所(USGS)は、採掘作業に使用する
水などの排水を地下に注入することにより、
断層を刺激して大地震が誘発されても不思議
ではないと警告をしている。
中国の採掘現場は、大地震帯の竜門山地震帯と
康定断層帯に近く、派生している断層を刺激
する危険性も非常に高いといえそうだ。
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