駿河トラフは、ユーラシアプレート東端と
フィリピン海プレート北端の接する南海
トラフのうち、 伊豆海脚・金洲ノ瀬付近の
トラフ狭窄部より北方の駿河湾最奥部までの
トラフで、南海トラフ同様にフィリピン海
プレートが西側のユーラシアプレート下に
沈み込んでいる。
駿河舟状海盆とも呼ばれるが、伊豆半島を
挟んだ東側には、相模トラフが存在する。
駿河トラフ部のみを震源とした巨大地震の
東海地震が過去に単独発生した形跡は、
これまでのところ確認されていない。
1854年(安政元年)12月23日、M8・4とされる
安政東海地震では、南海トラフの東部分と
共に動いて以降、巨大地震が発生しておらず
地震空白域となっている。
1978年成立の[大規模地震対策特別措置法]
以降に、気象庁により東海地震の想定震源
域の海底に、水圧計、ケーブル式海底地震計、
傾斜計などの地震や地殻変動を常時連続的に
観測する施設が集中的に配置され地震観測
網が構築されている。
1979年:御前崎沖に東海沖ケーブル式常時
海底地震観測システム(総長約 150km、
地震計:4箇所)。
2008年:東海沖ケーブル式常時海底地震
観測網の西方海域に東海・東南海沖ケーブル
式常時海底地震観測システム (総長約 220km、
地震計:5箇所、津波計装置3台)。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿