世界保健機関(WHO)は、1月30日に新型コロナ
ウイルスの感染拡大を受けて、専門家による
緊急の委員会を開催し、感染が中国以外の
他の国でも拡大する恐れがあるとして、[国際
的に懸念される公衆衛生上の緊急事態]を宣言。
そして、貿易や人の移動を制限することは
勧告しないとした上で、医療態勢がぜい弱な
国を支援すること、ワクチンや治療法、それに
診断方法の開発の促進、風評や誤った情報が
拡散することへの対策、データの共有などを
行うべきだとした。
WHOは、1月22日と23日にも緊急の委員会を
開いたが、感染拡大については、未だ多くの
ことが判らないとして、緊急事態には当らない
とするとともに、旅行制限などはしないように
要請している。
しかし、この時点で、中国国内ではほぼ全土に
感染が拡大し、東南アジア諸国やアメリカでも
感染者がみつかり、ベトナムではヒトからヒト
への感染が確認されていたのだ。
28日に、北京訪問したテドロス事務局長に
習近平国家主席は会談後に、[WHOと国際社会の
客観的で公正、冷静、理性的な評価を信じる]と
述べて、WHOが新型肺炎で緊急事態宣言を
出さないよう圧力をかけていた。
感染患者が確認された多くの国は、対応に
追われ、既に緊急事態ととらえたウィルスの
国内侵入阻止に備えた対策に追われた。
日本は、28日に「指定感染症」に指定した。
エチオピアの外務相だったテドロス氏にとって
習近平国家主席は、祖国の守護神のようなもの。
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