2月3日、中国の保健当局は、新型コロナウイ
ルスに感染した人が、新たに3235人確認され、
2万438人と感染者の数が中国で2万人を超え、
死亡した人は425人になったと発表した。
習近平国家主席は、この日、新型コロナウイ
ルスの感染拡大への対応について、共産党の
最高指導部 政治局常務委員会の会議を開いた。
この会議で、習主席は医療業務に従事する
関係者などに敬意を表し、患者やその家族に
対しお見舞いの言葉を述べたうえで、全国の
党や党員に対して、感染拡大阻止に備えた
断固たる対応をとるように檄を飛ばした。
その後に、習近平指導部全体の意見として
[今回明るみに出た政府の対応の欠陥や至ら
なかった点を教訓とし、危機管理の体系を
改善して緊急対応の能力を高めなければなら
ない]として、政府の初期の対応に問題が
あったことを初めて認め、対応の在り方を
改善していく考えを示した。
この感染症の発生と感染拡大は、昨年の11月に
始まり、12月には華南海鮮市場の関係者を
中心に可成りの範囲に広がっていたとされる。
医療関係者のウィルス検査の結果から、12月
下旬には、SARSコロナウイルスの近縁種で
あることは突き止めれ、病院関係者の間では
情報を共有したものの、外部への情報は封鎖。
12月末には、SARSらしいウィルスが原因との
情報を、メールやチャットで流したとして、
病院関係者や医師8人が拘束されている。
1月1日の当局による、最初の新型肺炎発生の
発表後も、感染が拡散する非常時にも拘らず
情報は隠蔽され続けた。
挙句は、1月28日に習近平自身が、WHOの
テドロス事務局長に緊急事態宣言の発令を
阻止に備えた愚行まで犯している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿