新型コロナウィルスの感染拡大で、湖北省の
省都 武漢市はウィルス感染患者で満ち溢れる
ような惨状を呈し、人口11万人の街の道からは
人影が消え異様な雰囲気に。
日本政府が、武漢市に在住する日本人の退避に
備えて派遣した航空機で、1月29日の第1便で
206人が帰国し、2便、3便と併せて合計565人が
帰国した。
第1便で12人の発熱などの症状を訴える人が
いたが、帰国者全員の検査を進めた結果、
2月2日までに8人の感染が確認された。
国内では、合わせて20人の感染を確認した。
1便で帰国した人の中に、帰国時の検査では
コロナウィルスの感染は確認されなかったが、
その後の追加検査で感染が明らかになった。
ウィルス感染の症状が出ていない人から、
感染する可能性があり、難しい対応を迫られる。
政府は、検査対象から外れた人から相次いで
感染が確認されたことなどから、検査などの
対象とする範囲を拡大する方針を明らかにした。
これまで、感染の疑いがある人を37度5分
以上の発熱かつ肺炎の症状があり、発症から
さかのぼって2週間以内に武漢市に渡航歴が
あるか、発熱と呼吸器症状のある武漢市の人と
接触歴がある人と定義し、報告やウイルス
検査などの対象としていた。
2月4日、政府が発表した新たな定義は、症状に
ついては37度5分以上の発熱と呼吸器症状が
あることとし、肺炎の症状を条件から外した。
また、渡航歴について湖北省全体に広げたほか、
接触歴も湖北省に滞在歴のある人と濃厚接触を
した人までを含めた。
また、現在最長14日程度としているウイルスの
潜伏期間について、4日にWHOが潜伏期間を
2日から10日と発表したので、武漢から帰国
した人の宿泊施設などでの滞在期間の短縮を
検討する考えを示した。
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