広大な原野や荒野が広がるオーストラリ。
コアラやカンガルー、ワラビーなどはよく
知られた動物が多数棲んでいるいることは
知られているが、多数のラクダが棲んでいる
ことには驚かされた。
イギリス領時代に持ち込まれたラクダが
繁殖し、一大勢力になったという。
オーストラリア気象局によると、東部地域に
位置するサウスオーストラリア州や南東部の
ニューサウスウェールズ州、北東部の
クイーンズランド州では、2017年初めから
降雨量が平均を下回る状態が続いている。
特に2019年は、観測史上最悪の干ばつに
見舞われ、加えて40度を超える夏の高温
続きで歴史的な森林火災に見舞われた。
多くのコアラが犠牲になったことは、既に
報じられている。
野生化しているラクダは、土着の動物と違い
自然環境に対する適応力を備えていないため
干ばつに耐えられず、水を求めて衰弱し、
多くが水源地周辺で死亡して、水源を汚染。
また、集団化して、田畑を荒らすだけでなく
居住地域にも入り込んで生活が脅かされ、
幼児や高齢者に危険な存在となったという。
従来は、許可を得て適宜、駆除をしていたが
生活圏に押し寄せるラクダの群れに、当局も
傍観できず、一部区域で駆除を実施した。
5日間で射殺されたのは何千頭にもなるという。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿