我々が日常生活で目にし得る海上の最大の
漂流物となれば大型船だろう。
仮に、20万トンクラスのタンカーが、東京湾の
入り口で漂流状態になったとしたらどうなるか。
世界は広い、海は広い、とてつもなく巨大な
モノが漂流物となって漂っており、それが
接近して来ており、衝突の危機が迫るという。
2017年9月に南極大陸のラーセン棚氷から
はがれ落ちた全長約151km、幅が約48kmも
ある超巨大な氷山が、北に向かって蛇行しな
がら漂流を始めた。
この漂流物は、[A-68A]と呼ばれている。
1日にこの長さほども移動することがあると
されるが、漂流している先に、南極半島から
およそ1500Kmほども離れた南大西洋に英領
サウスジョージア島がある。
この島の大きさほどもある漂流物[A-68A]は
2020年末ごろにも、島に衝突恐れが出て来た。
ジョージア島には多くの鳥類が棲息している。
ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、オウサマ
ペンギンなどに加え、海辺の岩場に巣をつくる
ウミツバメ、アホウドリ、クジラドリなどの
海鳥も多く棲む楽園だ。
もし、島に衝突すれば、多くの鳥たちは生活
する場を閉ざされて、大災害になると研究者は
懸念しているが、衝突防止に備えた対抗手段が
見当たらず、衝突せずに通り過ぎて行くことを
願うばかりだと」いう。
年が変わって、大衝突のニュースが伝えられて
いないので、厄介者は通り過ぎて、赤道方向に
南下したのだろう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿