2020年11月初めに、香川県三豊市で見つかった
国内初の鳥インフルエンザH5N8は、2021年
2月9日、徳島県で感染が確認されるまで
既に、17道県で感染が広まっている。
例年、1~2月は感染が多くみられるが、今冬は
渡り鳥の数が多かったことも多い原因だという。
出水市に渡来する鶴の数も、17000羽余と
昨年より10%ほど多く、これから渡り鳥が
反って行くシーズンになるため、通り道になる
地域では、感染防止に備えた万全の体制を
とるように農林水産省では注意を喚起している。
環境省や農水省によれば、高病原性を備えた
鳥インフルエンザウイルスは、水鳥の居る
湖沼やため池の水中に多く存在するが、野鳥が
遊ぶ田畑や草地にも広く散在している。
また、鳥や小動物を捕食する猛禽類のハヤブサ、
フクロウだけでなく、イタチやネズミなどの
野生動物、さらにはネコもウィルスを運ぶ
ため注意が必要だとしている。
養鶏場への出入りには、人や車、用具類の
徹底した消毒とともに、犬猫を含め、小動物が
入り込まないように、穴を塞ぐことが必要だと
指摘している。
2月8日、千葉県では1カ月余りのうちに8件と
異例のペースで感染が発生して、殺処分の
対象が400万羽にも達し、県だけでは対応
しきれなくなり、国に支援を要請している。
今冬は、1シーズンとしては過去最多の殺処分
対象が930万羽余りに達する見通しだとする。
鹿児島県内で、渡り鳥が飛来する地域の環境中
から採取した水にウイルスが含まれる状況の
調査では、過去の同時期の調査例に比べ
検出例が3倍となっており、野鳥間でのウィルス
感染が、例年になく広まっていると報告している。
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