2月13日午後11時7分ごろ、福島県沖を震源と
するM7・3、震源の深さ55Km,最大震度6強の
地震が発生した。
震度6強の揺れを宮城県蔵王町、福島県の
相馬市、震度6弱を宮城県の石巻市などで観測。
気象庁によれば、宮城県で震度6強以上の揺れを
観測するのは、2011年(平成23年)4月7日に、
宮城県沖を震源としたM7・2の地震以来。
今回の地震のメカニズムについて専門家は、
震源の場所、震源の深さなどから、陸側の
プレートに沈み込む太平洋プレートの岩盤の
内部が破壊されて発生した地震とみている。
この領域では、以前から地震活動が活発な事に
加え、東北沖の巨大地震の影響も残っている。
政府の地震調査委員会は、2011年の東北地方
太平洋沖地震後の行った調査研究で、東北から
関東の沖合にかけての「日本海溝」沿いの
領域の地震発生の確率をまとめて発表している。
陸側プレートと海側プレートの境界付近では、
今後30年以内にM7・0からM7・5程度の大地震が
最大で90%程度以上の確率で発生すると評価。
領域別では、
▽青森県東方沖及び岩手県沖北部で90%程度以上、
▽岩手県沖南部で30%程度、
▽宮城県沖で90%程度、
▽福島県沖で50%程度、
▽茨城県沖で80%程度などと評価している。
今回の震源は、このうちの最も高い90%の
評価であった宮城県沖の領域に含まれている。
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