日本時間の10月31日早朝、米オレゴン州西部
沖の深さ約10kmを震源とするM6.0の地震が発生。
地震のメカニズムは、太平洋側に横たわる
ファンデフカプレートが北米プレートに沈み
込んでいる領域で発生した横ずれ型の地震。
この領域はカスケード沈み込み帯と呼ばれ、
過去には超巨大地震を引き起こしている場所。
1776年にアメリカ合衆国の独立宣言が署名
される以前で、人々が米大陸の太平洋側での
地震記録が残されていない1700年(元禄12年)
1月26日に、日本の太平洋岸を原因不明の
津波が襲ったとの記録が存在する。
記録などから、この津波はカスケード沈み
込み帯を震源とするM8・7から9・2の巨大地震が
発生して、引き起こされた津波だとされている。
動いた断層は1100Kmにも及ぶと推測されている。
ファンデフカプレートの沈み込みにより形成
されたカスケード山脈は、環太平洋火山帯の
一部を形成しており、1900年代にはラッセン山と
セント・ヘレンズ山で大噴火が発生した。
ファンデフカプレートは、北アメリカ大陸の
カリフォルニア州北部沖からカナダのバン
クーバー付近にかけて、太平洋プレートと
北米プレートとの間に存在する面積がおよそ
250,000 km2の小さな海洋プレート。
ファンデフカプレートは、およそ5000万年前、
古太平洋東部に広く分布していたファラロン
プレートから分離した、バンクーバープレートが
北米プレートに沈み始めて、ファンデフカ
プレートと名前を変えたもの。
現在も、沈み込み続けており、1000万年後
には北米プレートに飲み込まれて消滅する。
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