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2024年12月5日木曜日

米国防総省 UFOの年次報告で757件の4割特定

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紫 露 草



米国防総省の全領域異常対策室(AARO)は

11月中旬に、未確認飛行物体(UFO)に関する

年次報告書を発表した。

6月までの1年間に757件の報告があり、約

4割は鳥や気球、無人機などと特定した。

宇宙企業スペースXの衛星通信網[スター

リンク]の衛星を誤認する報告が増えていると

したが、件数は明らかにしなかった。

報告書では[地球外生命体やその活動、技術の

存在を示すような証拠はない]と強調している。

だが、米軍機のパイロットからは安全上の

懸念が2件、追尾されたとの報告が3件あった。

民間航空機の乗務員は[円筒形の物体]との

ニアミスを1件報告している。

一方、2023年2月12日に米軍のF―16戦闘機が

中西部ミシガン州ヒューロン湖上空で撃墜し、

後にカナダ政府が回収した八角形のUFOの

正体が解明されている。

八角形UFOの残骸は当時、中国の監視装置の

一種ではないかと懸念されていたが、米加

両政府からの公式発表はなかった。

最近カナダメデアが入手した黒塗りだらけの

文書から、撃墜した残骸は数週間後にヒュー

ロン湖の岸辺で発見されたが、回収された

残骸は[材料とモジュールの両方]だったという。

[このモジュールは気象観測機器を販売する

会社のものだ。何か異常がないか分析される

だろうが、大きさを考えると異常はないと思う。

撃墜された機体かどうかは不明だ]だと伝えている。

無害な気象観測気球を撃墜するために戦闘機を

派遣したことが恥ずかして公表が遅れたようだ。

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