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2024年12月4日水曜日

熱帯収束帯の移動が干ばつや異常降雨の原因

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
牡 鹿  奈良公園



24年7月以来、熱帯雨林が広がるアマゾンの

マナオス周辺では、歴史的小雨が続き、広範な

地域がが干魃に苦しめられている。

その一方で、遠く離れたナミビア砂漠など

サハラ砂漠では同一の理由からまったく逆の

ことが起きて、砂漠に湖が出現する異常な

降雨が続いた。

気象学者は、地球上でももっとも雨の少ない

地域として知られるサハラ砂漠だが、そこで

ここ数ヶ月、異例と言えるほどの降水量を記録。

サハラ砂漠に降っている雨は気象学的には

熱帯・温帯低気圧のようなもので、今後数ヶ月は

一帯の気候を変えてしまうほどの規模だという。

更に、これによって湿度が上がり蒸散量も増加、

それに伴ってさらに嵐が増えているのだと指摘。

このような豪雨は、通常ではアマゾン地域に

降るものなのだが、南東方向からの風(南東

貿易風)が強いために生じている現象だという。

[熱帯収束帯]はこれまで赤道付近に形成されて

きた低気圧地帯で、赤道低圧帯とも呼ばれる。

[熱帯収束帯]が、本来の発生場所のアマゾンから

遠ざかり、サハラ砂漠に接近しているという。

熱帯収束帯は北半球に向けて移動していて、

赤道地帯から離れつつあるという。

その結果、4月末からサハラ砂漠で異常な

降雨が見られるようになったという。

ブラジル北部や北東部で雨が降っているのも

熱帯収束帯が移動した影響であり、アマゾン

地域での干魃と同様の理由からとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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