24年7月以来、熱帯雨林が広がるアマゾンの
マナオス周辺では、歴史的小雨が続き、広範な
地域がが干魃に苦しめられている。
その一方で、遠く離れたナミビア砂漠など
サハラ砂漠では同一の理由からまったく逆の
ことが起きて、砂漠に湖が出現する異常な
降雨が続いた。
気象学者は、地球上でももっとも雨の少ない
地域として知られるサハラ砂漠だが、そこで
ここ数ヶ月、異例と言えるほどの降水量を記録。
サハラ砂漠に降っている雨は気象学的には
熱帯・温帯低気圧のようなもので、今後数ヶ月は
一帯の気候を変えてしまうほどの規模だという。
更に、これによって湿度が上がり蒸散量も増加、
それに伴ってさらに嵐が増えているのだと指摘。
このような豪雨は、通常ではアマゾン地域に
降るものなのだが、南東方向からの風(南東
貿易風)が強いために生じている現象だという。
[熱帯収束帯]はこれまで赤道付近に形成されて
きた低気圧地帯で、赤道低圧帯とも呼ばれる。
[熱帯収束帯]が、本来の発生場所のアマゾンから
遠ざかり、サハラ砂漠に接近しているという。
熱帯収束帯は北半球に向けて移動していて、
赤道地帯から離れつつあるという。
その結果、4月末からサハラ砂漠で異常な
降雨が見られるようになったという。
ブラジル北部や北東部で雨が降っているのも
熱帯収束帯が移動した影響であり、アマゾン
地域での干魃と同様の理由からとしている。
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