コンゴ民主共和国で、2023年9月から感染が
拡大しだした原因不明の[疫病X]について、
世界保健機関(WHO)は12月10日、患者から
採取した検体を検査した結果、12例のうち
10例でマラリアの陽性反応が出たことを
受けて少なくとも一部はマラリアが原因
だった可能性があると発表。
この日までで、416人が発症、31人が死亡
しているが、アフリカ連合(AU)の疾病対策
センター(CDC)などによると、9日時点で
疑い例を含め70人超が死亡し、患者は500人を
超え、5歳未満の子供が約半数を占めるという。
感染者の症状は頭痛、咳、発熱、息苦しさ、
体の痛み、貧血などで、患者や死者は14歳
未満の子どもが大半を占める。
感染が拡大しているクワンゴ州パンジは、
検体の検査施設がある首都キンシャサから、
南東約450キロに位置し、道路状況が劣悪で
あるため、検体の入手が遅れ、有効な検査が
できなかったという。
11月30日には、専門家チームが現地に派遣され、
12月10日にはWHOのチームも合流して、
症状や病原菌などの調査にあたる。
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