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2024年12月3日火曜日

コロナ感染で心不全のリスクが高まる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カ  キ



24年7月頃に日本国内でも猛威を振るって

いたのは新型コロナウィルスの変異株

[オミクロンKP3]株。

11月中旬には、1医療機関あたりの感染者数が、

1・57人と落ち着いてきたがインフルよりは多い。

23年に、新型コロナウイルス感染症が心不全の

リスクを高めること、そして心不全患者を

急増させるおそれがあることに強く警鐘を

鳴らす研究が発表された。

京都大学の研究チームは、新型コロナウイルス

感染症が、見かけ上は治ったように見えても、

ウイルスが心臓に残り続けている可能性があり、

心臓に残ったウイルスが、思わぬ悪影響を

与えると警鐘を鳴らす。

何らかの疾患が原因となって心臓のポンプ

機能が弱まり、全身に送る血液が減ると

心不全となり、心不全になると血液の循環が

悪くなり、臓器に十分な酸素や栄養素を送る

ことができなくなる。

この影響を大きく受けるのが肺機能。

心不全になると、肺に血がたまり、ちょっと

歩いただけでもすぐに呼吸困難に陥いる。

しかも、一度心不全になると決して心臓が

元の状態に戻らないというのが大きな問題。

これまでの、コロナにかかり、治ったとしても

後遺症として心臓に不具合が出る人が一定数

いることは判っていた。

研究の結果で、心臓に一定のコロナウィルスが

残ることで、なんらかの要因で心臓が低酸素

状態になったときに、一気に心不全になって

しまう可能性が高まるという。

コロナウィルスは、変異を繰り返すことで

弱って来ていることは指摘されているが、

一旦、感染してしまうと外観上は完治したと

見えても、心臓に居残ったウィルスによる

心不全予備軍が増加していることを指摘。

現在、心不全の患者数は、がんの罹患数

約100万人を超える約120万人と推定されて

いる上に、心不全の発症数は増加し続けている。

新型コロナウィルスによる心不全予備軍の

増加が、心不全パンデミックを引き起こす

可能性を高めていると注意を喚起している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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