中国で人口増と食料不足問題を解決するために
1979年に毛沢東が始めたた一人っ子政策は、
2014年に部分解除されるまで続けられた。
農村部では、働き手が欲しいため子供が
男の子に極端に偏重。
このためこの期間に生まれた年代では男女の
性比率が歪になり、結婚する相手がいない
男性が3500万人存在する結果に繋がった。
中国国内では、こうした男性を[余剰男]と
呼んでおり、手に職がなく、家庭的に恵まれ
ない余剰男の存在が、頻発する[報復社会]の
要因の一つとなっていると指摘されている。
既に、早くから指摘されて来た問題だが、
最近になって雲南省政府は、35~55歳の
未婚男性3万3000人を対象に結婚の相談に
乗り出したと報じられている。
2020年末時点での推計では、余剰男はおよそ
3500万人に存在し、政府はこの状態を放置
すれば頻発する[報復社会]現象に見られる
ように社会不安の元凶になることを恐れて、
[結婚相談窓口]を設けたようだ。
今頃になって、余剰男が報復社会の原因と
なるとして対策に乗り出すなど、習近平の
面子を繕うための場当たり的対応に過ぎない。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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