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2024年12月9日月曜日

中国 報復社会対策で余剰男の結婚相談所開設

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紫露草



中国で人口増と食料不足問題を解決するために

1979年に毛沢東が始めたた一人っ子政策は、

2014年に部分解除されるまで続けられた。

農村部では、働き手が欲しいため子供が

男の子に極端に偏重。

このためこの期間に生まれた年代では男女の

性比率が歪になり、結婚する相手がいない

男性が3500万人存在する結果に繋がった。

中国国内では、こうした男性を[余剰男]と

呼んでおり、手に職がなく、家庭的に恵まれ

ない余剰男の存在が、頻発する[報復社会]の

要因の一つとなっていると指摘されている。

既に、早くから指摘されて来た問題だが、

最近になって雲南省政府は、35~55歳の

未婚男性3万3000人を対象に結婚の相談に

乗り出したと報じられている。

2020年末時点での推計では、余剰男はおよそ

3500万人に存在し、政府はこの状態を放置

すれば頻発する[報復社会]現象に見られる

ように社会不安の元凶になることを恐れて、

[結婚相談窓口]を設けたようだ。

今頃になって、余剰男が報復社会の原因と

なるとして対策に乗り出すなど、習近平の

面子を繕うための場当たり的対応に過ぎない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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