最近、地球に危機をもたらす小惑星の接近の
観測情報が相次いで発表されている。
米航空宇宙局(NASA)は2004年に発見された
小惑星[アポフィス]が2029年に地球に衝突する
確率を[1/300程度]とは発表していたが、
軌道の正確な分析を行った結果、安心できる
程度にまで確率が低くなったようだ。
年末のジャンボ籤に当る程度位なのだろう。
また、25年2月18日に新たに発見された
[2024YR4]については、現在は大きさが
40~90mだと推定しており、2032年12月
22日に2・2%の確率で地球に衝突するという。
観測が進めば、大きさや軌道に関する正確な
情報が得在られて、衝突の規模や可能性の
確度の特定につながるとみられている。
専門家は、衝突ではなくフライバイ(接近
通過)になる可能性が最も高く、超突リスク
予測は着実かつ段階的に低減するとしている。
一方、2182年9月24日に地球に衝突すると
予測されている小惑星[ベンヌ]は、直径が
560mもある大きさであるため、地球に
カタストロフィー的破滅、壊滅的な大災害を
もたらすとする研究も発表されている。
150年も将来の話ではあるが、衝突によって
予測では、秒速17Km、時速約6万1200Kmと
いう信じがたい高速で大気圏に突入するため
衝突地域は大災害に見舞われる。
衝突直後の衝撃に加えて、大気中に1億~4億
トンの塵が放出され、3~4年間にわたり
気候の激変や大気中の化学物質の変化、
光合成から生産される有機物量の低下が
続くとしており、未曽有の冷害に見舞われる。
最悪の場合は、地表の平均気温が約4度低下し
降水量は15%減少する。
このため、植物の光合成量は20~30%減少し、
紫外線を遮るオゾン層も32%縮小する。
植物は急激に減少したあとに、2年程度を
かけてゆっくり回復する。
その一方で、海洋プランクトンは6カ月以内に
回復し、その後は鉄分が豊富な塵が海に
入ったことで珪藻が大増殖する可能性がある。
現時点の衝突の確率は2700分の1としている。
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