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2025年3月5日水曜日

ジビエブーム 気を付けたい動物由来感染症

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶  花



冬は牡蠣のシーズン、特に気を付けたいのが

ノロウィルスによる食中毒。

牡蠣には責任はないが、養殖時に取り込まれて

いたウィルスや調理中に付着したウィルスに

より食中毒を起こす。

生食の場合は特に注意が必要だ。

冬場がシーズンになっている猪肉、ジビエ

ブームで野生動物のジビエを楽しむ人が増えて

きたが、ここにも危険が潜む。

シカやイノシシ等の野生鳥獣は、E型肝炎

ウイルスや腸管出血性大腸菌(O157など)、

サルコシスティスなど、食中毒の原因となる

様々なウイルスや細菌、寄生虫を保有して

いることがるので生食は厳に慎む必要がある。

日本国内では、希にはなったが、生食をする

機会の多い韓国などでは、韓国で1級法定

感染症に指定されている[野兎病]に感染した

患者の例が報告されている。

牛肉ホルモン専門店で生レバーを食べて

3日後に腹痛や発熱症状を訴え、入院後の

検査で野兎病と診断されている。

野兎病は、病原体である野兎病菌という菌が

野ウサギやリス、ネズミ類などのげっ歯類や

タヌキやプレーリードッグなどや、更に

犬や猫の血を吸ったダニ、蚊などを通して

ヒトにうつる感染病。

病原菌を保有している野生動物あるいはその

死体を触ったり、生で摂取した場合に感染する。

飛沫(エアロゾル)状態で肺に感染する場合には

致死率が60%にも達する。

潜伏期は3日から1週間で、感染初期には、

発熱や筋肉痛、倦怠感などといった感冒様

症状が主体で、野兎病に特徴的な症状は

特にないとされる。

だが、野兎病菌が侵入した部位に応じて、

関連性の強いリンパ節に強い異常を起こすほか、

内臓臓器にも障害を引き起こすことがあり、

また、肺炎、髄膜刺激徴候、消化器症状もある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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