冬は牡蠣のシーズン、特に気を付けたいのが
ノロウィルスによる食中毒。
牡蠣には責任はないが、養殖時に取り込まれて
いたウィルスや調理中に付着したウィルスに
より食中毒を起こす。
生食の場合は特に注意が必要だ。
冬場がシーズンになっている猪肉、ジビエ
ブームで野生動物のジビエを楽しむ人が増えて
きたが、ここにも危険が潜む。
シカやイノシシ等の野生鳥獣は、E型肝炎
ウイルスや腸管出血性大腸菌(O157など)、
サルコシスティスなど、食中毒の原因となる
様々なウイルスや細菌、寄生虫を保有して
いることがるので生食は厳に慎む必要がある。
日本国内では、希にはなったが、生食をする
機会の多い韓国などでは、韓国で1級法定
感染症に指定されている[野兎病]に感染した
患者の例が報告されている。
牛肉ホルモン専門店で生レバーを食べて
3日後に腹痛や発熱症状を訴え、入院後の
検査で野兎病と診断されている。
野兎病は、病原体である野兎病菌という菌が
野ウサギやリス、ネズミ類などのげっ歯類や
タヌキやプレーリードッグなどや、更に
犬や猫の血を吸ったダニ、蚊などを通して
ヒトにうつる感染病。
病原菌を保有している野生動物あるいはその
死体を触ったり、生で摂取した場合に感染する。
飛沫(エアロゾル)状態で肺に感染する場合には
致死率が60%にも達する。
潜伏期は3日から1週間で、感染初期には、
発熱や筋肉痛、倦怠感などといった感冒様
症状が主体で、野兎病に特徴的な症状は
特にないとされる。
だが、野兎病菌が侵入した部位に応じて、
関連性の強いリンパ節に強い異常を起こすほか、
内臓臓器にも障害を引き起こすことがあり、
また、肺炎、髄膜刺激徴候、消化器症状もある。
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